コンベンショナルタイプと使い捨てタイプ
ソフトコンタクトにはコンベンショナルタイプ(長期装用型)と使い捨てタイプがあります。1980年代に使い捨てコンタクトが日本で販売されてからあっという間にソフトコンタクト市場は使い捨てコンタクト市場に打って変ったと言っても過言ではありません。
コンベンショナルタイプとは、1枚のレンズをケアをしながら寿命まで使用します。寿命は個人差はありますが、おおよそ1年~1.5年と言われています。以下コンベンショナルタイプの特徴を説明していきます。
コンベンショナルタイプの長所
★何と言ってもコストパフォーマンスです。現在コンタクトレンズ通販で販売されているコンベンショナルソフトの1枚の価格を¥8000としましょう。両眼で¥16000になります。仮に寿命まで使用出来たとしたら1.5年=18ヶ月と言うことになりますので、1か月あたりに換算すれば¥889、3ヶ月であればおおよそ¥2700になりますね。ケア代金3ヶ月分で¥2000とすると合計¥4700。
ワンデータイプのレンズの1箱(1ケ月分)の価格を安めに見積もって1箱¥2000としましょう。両眼で¥4000になります。3ヶ月分であれば¥12000になります。ワンデータイプですからケア用品は不要です。
2ウィークタイプで計算してみると、同じく3ヶ月分で1箱¥2000としましょう。両眼で¥4000になります。同じようにケア代金3ヶ月分で¥2000とすると¥6000。
勿論商品によって、通販サイトによって販売価格は異なりますのもっと差が小さい場合もありますが、選択する商品によってもっと差が広がることもある訳です。
★製作範囲が広いということです。使い捨てコンタクトでは製作範囲外で目にあう度数がなくてもコンベンショナルタイプならご用意できる度数もたくさんあります。特に高度の近視度数や遠視度数、乱視タイプのコンタクトなど。
コンベンショナルタイプの短所
★スペアがない
コンベンショナルタイプは1枚のレンズをケアをしながら使用しますので、寿命を迎える前に万が一、紛失や破損と言ったことに出くわしてしまえば再度購入しなくてはなりません。そうすると場合によっては年間にかかる費用が逆転してしまうなんて言うこともあり得る訳です。
使い捨てコンタクトの長所短所は上記の逆だと思っていただければと思います。
長所
☆紛失してもすぐにスペアーが手元にあるので安心。
☆時々しか使用しない場合など、ワンデータイプがとても便利である。
短所
☆コンベンショナルタイプと比較し、コストパフォーマンスが割高である。
☆コンベンショナルタイプと比較し、レンズの製作範囲が狭い。